
今回は、「キリンビール」。
横浜にある「キリンビール」の工場見学へ行ってきましたので、レポートいたします。
キリンビールの工場は、全国にありますので、お近くの工場を是非チェックしてみてくださいね。
(https://www.kirin.co.jp/entertainment/factory/)
みなさんにまず知っていただきたいこと。工場見学60分のお勉強をしますと、
入れたての“生”ビール3種類がいただけます。しかも無料で!しかもグラス3杯もっ!
私はアルコールが苦手ですので、画像はちょっと残念な感じですが、大丈夫!マイスターの方が泡まで丁寧に、見た目美しく注いでくれますよ。
さて本題。
■工場見学で知った、ビールの品質
美味しいビールの秘密ですね。なぜキリンのビールは美味しいのでしょう?
品質が良いからって言えば、その通りなのですが、みなさんにも分かるように解説していきます。
●材料
まずは材料。素材にこだわっています。
一番搾りの素材は、「麦芽」「ホップ」「水」だけだと言います。
本場ドイツには、美味しいビールの基準があって、「芳醇」「純水」「爽快」こちらが評価されるようです。
その中でも一番搾り、最大のこだわりは、『水』。つまり純水ということでした。
ホップは指で潰すと、とても良い香りです。
●麦芽の量
使われる麦芽は、他のビールに比べて約1.5倍。
麦のうまみがたっぷり凝縮されています。
●仕込み工程
続いては“仕込み”の工程です。
この仕込みが、一番搾りの美しさにとって大切だということです。
仕込みは、糖化⇒麦汁ろ過⇒煮沸と続きます。
そして聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、“一番搾り製法”。一番搾り麦汁だけを使い、麦のうまみを引き出す。こだわりの作り方。
アルコールは含まれていないので、麦汁そのままの違いを感じてくださいね。
飲み比べれば“一番搾り“の美味しさに納得できるはずです。
ここでしか味わえないので是非試してくださいね。
左が一番搾り麦汁。濃いでしょ。
●発酵工程
工程は“発酵”へと続きます。
ここではちょっと変わった体験ができるので、工場見学する際の楽しみにしておいて下さい。
●貯蔵と濾過
この後、貯蔵タンクに移され、濾過を繰り返しながら、醸造家の方が“美味しさのピーク”を見極めるということです。

どれだけ自動化が進んでも、職人技があるのだなと、製造業に関わる身としては、嬉しいお話です。
●パッケージング
最後にパッケージングされ、みなさまの元へと届けられます。
パッケージングは、みなさんがイメージするような、いわゆる“製造ライン”を見ることが出来ます。

美味しさをまず知って欲しかったので、品質の話を先にさせてもらいました。
そんな工場見学はどうしたら出来るの?
にお答えします。
■工場見学について
工場見学の流れを簡単にご説明いたします。
全体の流れが分かると、60分があっという間です。
【申し込み】キリンの工場見学
「よろこびがつなぐ世界へ」ホームページから行えます。
注意したいことは、見学前日の15時が締め切りです。(計画はお早めにっ!)
【受付】 工場の敷地に入り、案内図に従います。
建物に入りすぐに、受付カウンターがありますので、予約の確認を済ませ、案内がある
までロビーで待ちます。
ロビーにはいろいろ展示されていて、面白い情報がありますので、お時間ある方は早め
に行くことをおススメします。写真スポットもありますよ。
【見学開始】お時間になり、集合の合図があります。
ガイドのお姉さんの指示に従い、みなさん一緒に団体行動です。
そして上記の見学が60分。途中、試食や試飲があるので、あっという間です。
【試飲】 お疲れ様でした。ガイドさんのお話もここまでです。
いよいよ試飲タイム。
<醸造家こだわりの一番搾り>試飲できるラインナップです。2019年6月現在。
- キリン 新・一番搾り生ビール
- キリン 一番搾り〈黒生〉
- キリン 一番搾り〈プレミアム〉
一番搾り〈プレミアム〉こちらはなかなか飲める機会が少ないのではないでしょうか。
<ソフトドリンク>
- キリン 午後の紅茶 ストレートティー
- キリン 生茶
- キリン ファイア 挽きたて微糖
- トロピカーナ 100%オレンジ
- キリンレモン
- キリン 零ICHI(ゼロイチ)
(ノンアルコール・ビールテイスト飲料)
■数字のお話
見学中にお聞きした、ちょっと気になる数字のお話です。
○貯蔵・濾過に使われるタンクの大きさは、なんと直径8mの、高さが21mです。
タンク一本で350mℓ缶が148万本分。
どれくらいすごいかと言うと、1日1本飲んだとして、飲み切るまでに4000年以上必要だということです。
1日1本で4000年ですよ。
そして横浜工場にはこのタンクが、がなんと129本あるというから、驚かずにはいられない。
○パッケージングは1分間で2000本詰めます。
1分間で2000本⇒1時間で120,000本⇒一日フル稼働だとして2,880,000本⇒
1年で1,051,200,000本 (笑)
実に10億本です。

仮に一日8時間稼働だとしても3億本以上だから、驚きです。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
商品の美味しい秘密を知る。企業やそこで働く人たちの熱いこだわりを知る。
いつもと違った味を、感じられるのではないかと思います。
私はスーパード○○派でしたが、今はすっかり一番搾りが気になります。それくらい影響がある工場見学です。是非、工場見学で美味しい“品質”に触れてみてください。
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