
どうも品質まにあ(@hinshitsumania)です。
今回は”品質”の表現についてです。
”品質”と言っても、なかなか共通の認識にはならないんですね。
でもみなさん、安くて良いものを買いたいですよね?
■身近な事例で考える
身近な例で考えてみましょうか。
あなたはスーパーでお買い物です。
例えば近所に、AスーパーとBスーパーがあったとします。
Aスーパーでは、150円で売ってる商品C。
Bスーパーでは、120円で商品Cが売っていました。
あなたはどちらで買いますか?
これだけの条件であれば、Bスーパーですよね?

多分ほとんどの人が同じ答えです。
それでは次の質問です。
商品Cの賞味期限が、1週間後と2週間後のもの、
あなたはどちらを買いますか?
ほとんどの人が2週間を選ぶと思います。
でももしかしたら、すぐ使うから1週間後のものでもいいわ、という方がいらっしゃるかもしれない。
じゃぁほとんどの人が、賞味期限が長くて、安いものを買う。
分かりきってることです。

実際は、その通りになっていますか??
120円で一週間と、150円で二週間と、どちらを選びますか?
今までと同じように、ほとんど皆さんが同じ選択するとは、言えなくなりましたね。
日頃から買い物する人にとっては、当たり前のことだと思いますが、
チラシに賞味期限は書いていません。
スーパーで見て、自分で確認するしかありませんね。
ネットでチラシが見れる時代です。買いに行くスーパーを決めるのは”安さ”。
安さも大切な品質です。
■工場直売の場合
食品工場の敷地内に、直売所を見かけますよね。
スーパーや近所のお店よりも安くて、お得だったりします。
では、なぜ安くできるのでしょうか。
品質はよく、「QCD評価」なんて言います。
Q=クオリティ(品質)
C=コスト(費用)
D=デリバリー(納期)です。
食品で例えるなら、美味しい、安い、早い。
工場直売なら小売業者さんを通らないので、早くて安くなるわけです。
アウトレット品は美味しくない!?
いえいえ、そんなことはありません。
形が少し崩れてしまった、端数になってしまったなど、味に問題がないものをお客さんの許容される範囲で提供される。
つまり「安いなら形は気にしない。だって美味しいもん。」という方には、嬉しい品質ということです。
QCDのバランスで、生産者と消費者の双方にメリットがあるわけです。

美味しいというのは、誰もが求めていることです。
そこにはお金の要素と、時間の要素を考慮するべきなのです。
■まとめ
直売所を見かけたら是非、中を覗いてみてくださいね。
きっと”安い”と思う理由があるはずです。
理由を知って、お得にゲットしちゃいましょ♪
どうしてもお得かどうかわからないとか、買うべきか決められない場合は、
QCDそれぞれを点数化して、順位をつけてみたり、合格基準を設けてみてくださいね。
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