異常に気づいたら~愛用品の品質

生活品質

どうも品質まにあ(@hinshitsumania)です。

皆さんにはありますか?
いつも食べているものや使っているもの、毎日のように行う習慣など。

あれ?なんかいつもと違うな、と思ったことはありませんか?
今回はそんな気づきをぜひ生かして欲しい!というお話です。

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◆検査について

工場などで生産されているものは、様々なタイミングで検査が行われます。
まず製品の元となる材料を検査します。生産工程の途中では中間検査。出荷直前の出荷検査。出荷するものを保証するため、完成した商品を使って信頼性試験というものも行われています。
これが保証期間を決めています。
すべての検査に合格して皆様のもとへ届くのです。

ひんまに
ひんまに

検査には基準があります。

◆基準について

その基準を満たしていれば合格品として工場から出荷されるわけですが、
いつも楽しみにしている愛用しているファンは、商品のわずかな変化にも気づいたりします。
それによって満足を得られないことがあれば、愛用品ではなくなるかもしれません。
企業に不信感を抱くかもしれない。
「合格の基準」「満足の基準」は違うわけです。

合格の基準は、設計書の通りに作れているか、仕様書の通り特性があるかどうかが、判断基準となります。
一方、満足の基準はどうでしょうか。
お客様”が期待している特性を持っているかどうかです。もしくは「これは安い」と思うような、”お客様”による基準を満たしているかどうかになります。

◆お客様相談室について

 

愛用しているものを、これからもずっと作り続けてもらうために、
異常に気付いたら、自信を持って『お客様相談室』に伝えてほしいのです。
そのフィードバックがあってこそ、企業の品質は維持されます。

ひんまに
ひんまに

お客様相談室は「クレーム」を対応することだけが目的ではないのです。

企業はクレームを出さない努力を続けていますが、万が一の為の窓口は必要です。
でも本来の品質のお仕事はお客様に満足していただくためのものです。
満足しているかどうか、不満がないかどうか、この情報を品質管理に活かしたり、見落としている異常に気づいたり出来るのです。
または、今後の開発品に活かすことが出来ます。

ちなみに私は、クレームではなく、”改善提案”という気持ちで、お電話させていただいております。

 

◆まとめ~誰でもできる品質活動

異常に気づくこと。そして企業へ伝えること。
それも立派な品質活動。誰でも品質活動は出来るのです。
是非、出来るところから品質活動を行ってみてください。
自分の身近な品質が上がるということは、生活が豊かになるということ。
期待以上の物が買えたり、サービスを受けられたら、お得な気持ちになりますよね。
つまり『幸せ』が増えると信じています。

ひんまに
ひんまに

愛用品の品質が上がれば、きっと幸せを感じますよ。

 

是非、異常に気づく活動のお手伝いをお願いいたします。

 

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