音楽と品質~聴き手に寄り添う“つくる音”と“選ぶ音”

生活品質

今回のテーマは『音楽』

この記事のきっかけは、
かにまるさん @Cafe_gumi83
努力家であるかにまるさんに触れることで、さまざま刺激を受けております。
私の活動を支えてくれる大切な存在でもあります。
そして音楽にも『品質』があるという気付きをいただきました。

それともう一つ。目から鱗の考え方。とても品質的な新たな発見をいただいたので、
記事の後半でご紹介させていただきますね。

品質的に物事を捉える場合、話し手と聞き手、発信側と受信側の認識が一致していることが大切だと考えております。
その為には“言葉の定義”が重要だと考えております。
(品質は“ばらつき”と主張する、品質まにあの大切にしている考え方です。)

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■音楽と品質:『音楽とは』いったいなんだろうか?

今回のテーマは『音楽』

博士
博士

かにまるさんにとっての音楽ってなぁに?

生活の一部と言えるくらい身近で 生きていく上で必要不可欠なモノだと思います

『身近にある品質』をテーマに発信している私としては、完璧な答えです。

音楽とは何か?
私自身の答えが欲しく、聴き手だけではなく、作り手側である、音楽家や演奏家など、音楽に関わる方々の考え方について調べてみました。

調べてみると、実に様々な考えがあることに驚きました。それと同時に、概念で言えば “品質” も同じだという結論に至りました。
つまり正解はないのです。
それぞれの立場、それぞれの価値観によって定義されるもの。

博士
博士

正解がないというのはとても重要なことだと思いませんか?

(学校で習うことは○×がつく。社会に出たら○も×も関係ないことが多いからこそ、正解は自分で作るもの。)
正解がないからこそ、それぞれの考えや意見を尊重できるのです。

私は“品質はばらつき”と言います。
当然ですが正解ではない。正確ではないという方がより正しく伝わるかもしれませんね。

正解がないということは、それぞれが思う音楽を、それぞれが定義して良いということなのです。

 ・品質まにあの考え方

大事なことは、正解だと思うことを行動で示すこと。
行動することで共感が生まれます。もしくは思いのずれを確認できます。
すなわちばらつきを減らすことが出来ます。
とても品質的。

かにまるさんのおっしゃる“音楽”とは、
生活の一部と言えるくらい身近で、生きていく上で必要不可欠なモノ

とても素晴らしい考え方だと感じました。
そしてこの考え方をどのように活かすのか?大変興味を持つところでもあります。

■音楽と品質:『音』をつくるということ


音楽はとても身近なモノです。私も共感しています。
さらにもう少し“品質”との関係を補足してみましょう。

音楽家の方や演奏家の方々は、音をつくる側ですが、我々のような一般的な聴く側にとっての音楽は、つくるではなく“選ぶ”モノと捉えてみました。


『良いモノを買い、良いコトを選ぶ』音楽は物体がないので“コト”として選ぶ )

音楽を“つくる”と言ってもさまざまです。
作曲など音を組み合わせて一つの曲にする人、作曲されていたり即興だったりなど、演奏することで音を作り出す人。またその組み合わせだったりしますよね。
歌を歌うことも音をつくりだしていますね。
もう一方の聴く側。なぜ“選ぶ”なのか?
それは、日常に音が溢れているからです。
ほとんどの人が音を聞かないで過ごすことはないはずです。
生活の中にも音がありますし、自然の中にも“風の音”“雨の音”と言うように、音を感じることが出来ます。
その中から音楽として受け取るためには、聞く側の“選ぶ”が必要と言うわけです。

このように誰でも音を“つくる”ことができますね。
つくる行為には必ず品質が絡んできます。

ちなみに品質まにあは「ゆず」が好き。
ゆずの曲には“心の音”“夏色”など
音や色を聴く側の感性に委ねるのも魅力の一つですよね。それが刺激だったり、日常のリアルに共感する部分がとても多いミュージシャンです。

■音楽と品質:音を楽しむシチュエーションは?


その音に溢れた日常の中で、みなさまはどのように音楽を選ぶのでしょうか?

博士
博士

かにまるさんに聞いてみよう

私にとっての音楽は 自分の感情を代弁してくれるモノです

”音を楽しむ”と書く音楽には、必ず“聴き手”が存在します。
聴き手がいるから音楽は成り立ちます。(作り手と聴き手が同じである場合も含みます)
品質も同じ。
買い手がいて、使い手がいるから、モノの品質やコトの品質が成り立っています。

音楽にしても、品質にしても必ず、提供する側とされる側の2者がいる。
この2者の思いが一致(ばらつきがない)することが、良い品質と考えているのが私品質まにあの考え方です。

聴き手の感情にあった音楽が良い音楽で、
良い品質だったり、お客様の満足度の高いサービスとなるわけです。

博士
博士

かにまるさんいかがでしょうか?

その時々の“感情”に合わせた音楽を聴くことで 気持ちが救われたり 明るく前向きになれます 音楽を上手く“使う”ことによって 自由自在に自分の感情を コントロールすることが出来ると考えています

感情のコントロールは自分のことだけではなく、相手のことも、また間接的に誰かのことにも影響を与えることが出来るとかにまるさんは言います。

また人は感情を遠ざけるよりも、いま自分が感じている感情をより詳細に分析したり、言葉にしたり、客観的に向き合うことで自分の感情を上手にコントロールすることが出来ることが分かっているそうです。

■音楽と品質:音楽を聴く効果はなんだろう?

聴き手には、求めている音楽と言うものがあります。
聴き手である自分が求めている音楽が何か?
この答えは自分にしか導きだせない。つまり自分と向き合い、自分の状態を正しく理解していれば、必要な音楽が分かりますよね。

(かにまる解説)
例えば
自分が怒っている時だったら、”怒りをテーマにした曲”を聞くことで、
自分の怒りに対して客観的に見えるようになる。
① それによってネガティブな感情をコントロールすることができるようになる
② コントロールすることができるようになったことでポジティブな感情が生まれてくる。
③ 結果として、やる気が出る。
集中力が上がる等にも結び付く事もあり、いいことずくめです。

 

博士
博士

その感情に合わせた音楽を聴くことで幸せなサイクルが回るわけです。

■音楽と品質:まとめ

音楽の効果を活用して、能力を最大限に発揮することが可能かもしれません。
その音楽の力を効果的に活かす為に、品質的な視点を取り入れてみてはいかがでしょうか。

難しいことは考えず、かにまるさんと同じように考えてみることをおススメします。

“悲しい時は気分をあげるために明るい曲”っていう選択はしていません。
気分が凹んでいるときは悲しい曲だし、
怒りのような感情があるときは、怒りに関する曲など。
自分の今の感情に1番近い曲を選びます。
自分の好きな音楽を感情別に整理しておく。

意外に気づいていない人も多いのではないでしょうか。
この考え方も、かにまるさんから頂いた面白い気付きでした。

品質についてもう少し難しいことを考えたい方は、是非『PDCA』や『QCストーリー』など
こちらの記事を参考にしてみてください。

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また音楽には”ミラーニューロン効果”もあるようですよ。
興味がある方はこちらも調べてみると面白いかもしれませんね。


最後におことわりしたいのですが、私は音楽活動に関わったことはございません。
従ってこの記事に書かれていることは個人的な考えであり、個人で集められる情報を元に作成していることを、どうかご理解願います。
また最後までお読みいただきありがとうございました。

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