【夏本番】氷菓子の選び方と品質~主要5社の看板商品を徹底比較!

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博士
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氷菓子を日常的に食べる方へオススメ

「氷菓子って、たくさん種類があって、どれを選べばいいのか分からない……。氷菓子を良く食べるし、どうせなら品質の良いモノを選びたい。美味しい氷菓子って何があるんだろう?シーンに合った氷菓子はどれなんだろう?その品質ってなんだろう?」

こういった疑問にお答えします。

☑︎本記事の内容


■氷菓子の種類
■氷菓子の比較【有名氷菓子5種】
■こんなときにはこの氷菓子


氷菓子を買うとき、何となく食べたいものを選んでいて、品質について意識することはなかなかないのではないでしょうか?
「氷菓子なんてどれも一緒」「氷菓子の違いが分からない」と思われている方も、多いかもしれません。

ただ、実は、氷菓子によって品質の良し悪しがあり、好みやシーンによってもオススメの氷菓子があるのです。
ということで、今回は、氷菓子をこよなく愛している私が、主要5社の氷菓子を比較し、氷菓子の選び方をご紹介します。

ひんまに
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品質にも触れていきますよ!

 

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■氷菓子の種類


「氷菓子」と聞いたときに、まず、氷菓子にはどんな種類があるのか分からない、という方が多いのではないでしょうか?
ということで、まずは氷菓子の種類を、ご紹介していきます。

後ほど、個別のメーカーの氷菓子の特徴について比較していきますので、その際にこちらの種類を参考にしてみてください。

種類①アイスクリーム

あなたが、氷菓子と聞いて、一番に思い浮かべる名称が、「アイスクリーム」ではないかと思います。
ただ、全ての氷菓子を「アイスクリーム」と呼ぶわけではなく、「アイスクリーム」にもある一定の基準があります。

日本での種類分けでは、乳固形分15.0%以上のもののうち、乳脂肪分8.0%以上のものを「アイスクリーム」と呼んでいます。
氷菓子の分類の中では、最も乳固形分と乳脂肪分が多く含まれていて、しっかりしたミルク感が特徴です。

具体例としては、ハーゲンダッツバニラが最も有名な例で、その他レディボーデンバニラや、MOWバニラ、牧場しぼり濃厚バニラ、森永乳業ピノ、森永乳業パルムなどになります。
どれもしっかり乳脂肪分が含まれていて、ミルク感の強い、濃厚なアイスクリームばかりですね。

種類②アイスミルク

あなたは、「アイスミルク」という氷菓子の分類を聞いたことがありますか?
あまり聞き馴染みのない分類名かと思いますが、実はパッケージを見てみると、成分表示表にしっかり記載されています。

日本での種類分けでは、乳固形分10.0%以上のもののうち、乳脂肪分3.0%以上のものが「アイスミルク」と呼ばれるものです。
アイスクリームに比べると劣りますが、牛乳と同等程度の乳成分を含んでいるので、ミルク感はしっかり感じられます。

具体例としては、雪見だいふくが最も代表的な例で、その他森永製菓チョコモナカジャンボや、グリコジャイアントコーン、MOWのバニラ以外のフレーバーなどになります。
確かに、ミルク感のある氷菓子が多く、乳脂肪分がある程度含まれているのが分かりますね。

種類③ラクトアイス

「ラクトアイス」という分類は、なんとなく耳にしたことがあるかと思いますが、具体的にどんな氷菓子なのでしょうか?
日本での種類分けでは、乳固形分3.0%以上のものを指して「ラクトアイス」と呼んでいます。

かなりミルク感があると感じるような、濃厚なバニラアイスも、実はこの「ラクトアイス」という分類に含まれているのです。
具体例としては、明治スーパーカップや、ロッテ爽、ロッテクーリッシュ、グリコパナップ、江崎グリコ パピコなどが、有名な例になりますね。

これらの氷菓子は、口当たりのさっぱりしたものが多く、シャリシャリとした食感を楽しめますよ。

種類④氷菓

最後に、「氷菓」という分類についてご説明していきます。
「氷菓」とは、実は全ての氷菓子を指すのではなく、上記3分類「アイスクリーム」「アイスミルク」「ラクトアイス」以外のものを表します。

乳固形分は、ラクトアイスよりも少ないか、あるいは、全く入っていないという場合もあります。
代わりに、果汁などを凍らせて作ったり(アイスキャンディーなど)、水を凍らせて作ったり(かき氷)しているのです。

具体例としては、赤城乳業のガリガリ君が最も有名な例で、その他森永製菓アイスボックスや、井村屋のあずきバーなどになります。
比較的、さっぱりしたものが多く、夏の暑いときには、うってつけの氷菓子たちですね。

■氷菓子の比較【有名氷菓子5種】

では、ここからは、具体的に5種類の氷菓子の特徴などを比較していきます。
国内の主要なメーカーである、赤城乳業、森永製菓、明治、ロッテ、そして江崎グリコをここでは取り上げますので、ぜひ参考にしてみてください。

氷菓子①赤城乳業 ガリガリ君ソーダ

赤城乳業から出ている「ガリガリ君ソーダ」は、日本人で食べたことがない人はいないというくらい、大人気の氷菓子になります。
「ガリガリ君ソーダ」の誕生は、前身の「赤城しぐれ」というかき氷を、手軽に食べられるようにできないかということで、1980年に開発が始まったのがきっかけです。

かき氷をアイスキャンディーでコーティングすることで、かき氷を溶けにくくし、棒アイスとして売り出すことに成功しました。
外は食べ応えのあるしっかりしたアイスキャンディー、中はシャリシャリのかき氷という食感は、多くの子供たちを虜にしてきて、今なお老若男女問わず大人気です。

赤城乳業の「ガリガリ君」には、コーラや梨、期間限定品ではコーンポタージュなど、多彩なバリエーションを次々に発表しています。
ただ、その中でも、群を抜いているのが、やはりこの「ガリガリ君ソーダ」で、他のフレーバー、もっといえば他社の氷菓子製品の追随を許さないほどの人気です。

上で紹介した分類でいうところの「氷菓」に当てはまり、まさに氷菓子の中の氷菓子というところでしょう。
子供時代に食べた「ガリガリ君ソーダ」の味は、きっとあなたの舌も覚えていて、ついつい食べてしまいたくなるときがあるのではないでしょうか?

氷菓子②森永製菓 アイスボックス

「森永製菓 アイスボックス」の製造会社である森永製菓は、森永乳業と兄弟関係にある、森永グループを形成している会社です。
さすが、同じ森永グループとあって、「森永製菓 アイスボックス」は、森永乳業の「MOW」や「PARM」と比肩しても、甲乙つけがたい品質があります。

「森永製菓 アイスボックス」は、1989年に今までとは一味違った「飲むアイス」というコンセプトを持った、氷菓子として発売されました。
その爽やかなグレープフルーツの味わいと、片手で持てるという食べやすさが、部活帰りの高校生などにウケ、今でも変わらぬ人気を誇っています。

アイスボックスの品質がいいのは、中身の氷だけでなく、その容器であるカップも同様です。
カップの素材には、紙カップでもなく、缶でもなく、聞き馴染みのない「オパレイ」という新素材のプラスチック容器が採用されています。

「オパレイ」のプラスチック容器は、手にフィットする上に弾力があるので、中の氷を揉み解して食べるには、丁度いい素材になっています。
氷菓子それ自体だけでなく、容器の品質にも拘り、長年愛され続けてきた氷菓子が「森永製菓 アイスボックス」なのです。

氷菓子③明治 スーパーカップ 超バニラ

日本でバニラアイスといえば、「明治 スーパーカップ 超バニラ」である、といっても過言ではないほど、王道中の王道バニラアイスです。
しかし、実はこの「明治 スーパーカップ 超バニラ」は、分類でいうとラクトアイスに当たり、それほどミルクは含まれていません。

それでいて、低価格でこの濃厚なミルク感を味わえるのは、明治というメーカーの品質の高さをうかがわせますね。
「明治 スーパーカップ 超バニラ」は、1994年に発売開始され今年(2019年現在)で、生誕25周年を迎える超ロングヒット商品です。

馴染みのある懐かしい味わいながら、新興の他のバニラアイスに引けを取らない品質で、今なお人気を獲得し続けています。
その理由は、「明治 スーパーカップ 超バニラ」は常に進化し続けていて、バニラの風味や、濃厚なコクなど、品質に改良がくわえられているからです。

それでいて、従来のシャープなキレと、なめらかな舌触りを失っていないので、既存のファンにも熱烈な支持を受け続けることが出来ているのですね。
王道のバニラアイスでありながら、今なお改善を続けて、バニラアイス界を牽引する人気氷菓子が「明治 スーパーカップ 超バニラ」になります。

氷菓子④ロッテ Coolish バニラ

「ロッテ Coolish バニラ」は、「お口の恋人」のキャッチフレーズでおなじみのロッテから出ている、看板氷菓子になります。
従来の氷菓子の概念に囚われない、斬新なパッケージングで、他の氷菓子にはない楽しみ方を提供し、人気を博しています。

ここで比較している他の氷菓子に比べると、誕生からの歴史は浅いですが、今や売り場になくてはならない氷菓子の1つとなっていますね。
「ロッテ Coolish バニラ」の特徴といえば、なんといっても片手で楽しめる“飲むアイス”であるということでしょう。

一口飲むと、ひんやりとした冷涼感が、体に染みわたり、それでいてどことなくほっと落ち着ける感覚も味わえます。
その秘密は、微細氷が入っていてスッキリしたのどごしが味わえ、一方でバニラアイスがなめらかで甘みもしっかり感じられるというところになります。

忙しくて時間のないときや、外出時に暑くて体を冷やしたいときなどに、体の疲れとほてりを取るのに、うってつけの氷菓子ですね。
これまでのバニラアイスとは一線を画す、新しい楽しみ方を提供している氷菓子が、「ロッテ Coolish バニラ」です。

氷菓子⑤江崎グリコ パピコ チョココーヒー

江崎グリコの「パピコ チョココーヒー」は、1974年の発売以来、根強い人気で、子供から大人まで、老若男女問わず愛されてきた氷菓子です。
他の氷菓子にはない、2本入りというスタイルが特徴的で、誰かとシェアするというスタイルで支持を集めてきました。

また、ボトル型の容器を採用していて、飲むアイスという形を取っているも特徴的です。
チョココーヒーあじのフローズンスムージーは、甘すぎず、ほろ苦さも感じる味わいが感じられます。

「パピコ」は、チョココーヒーの他にも、様々なフレーバーのものが多数発売されてきました。

あなたも、「パピコ ホワイトサワー」や「パピコ グレープ」などは、見かけたことがあるのではないでしょうか?

ただ、常時発売されているのは、「パピコ チョココーヒー」のみで、やはり安定した人気の高さを誇っています。
2人でシェアできるのがウリの、ボトルタイプのフローズンスムージーの決定版氷菓子が「パピコ チョココーヒー」です。

■こんなときにはこの氷菓子

では、最後に、シーンに合わせておすすめの氷菓子を、上の5種類の氷菓子から選んでご紹介します。
特徴は分かったけど、実際どれを買ったらいいのか迷ってしまう、という方はこちらを参考にしてください。

シーン①運動後に食べたい氷菓子

運動した後に食べたい氷菓子は、「森永製菓 アイスボックス」になります。
部活の後などの汗をかいているときには、爽やかで清涼感があり、のどの渇きが潤う、そんな氷菓子が食べたくなりませんか?

そんなときに、「森永製菓 アイスボックス」の、グレープフルーツ味の冷たい氷が、ぴったりです。
火照った体を直ちにクールダウンしながら、水分補給も効率的に行えるので、運動後の体にはうってつけの氷菓子となっています。

また、カップの容器なので溶けても大丈夫で、棒アイスやソフトクリームのように焦って食べる必要がありません。
運動で乱れた呼吸を整えつつ、しっかり休みながら、「森永製菓 アイスボックス」で、体を冷やしてはいかがでしょうか?

シーン②ほっと一息つくときに食べたい氷菓子

お仕事や勉強の休憩時間や、休みの日のおやつの時間にゆっくり味わいたいのが「明治 スーパーカップ 超バニラ」になります。
ゆっくり腰を据えて、氷菓子を食べる場合、やっぱりミルクやバニラの味わいで、ほっこりしたいですよね。

そんなときに「明治 スーパーカップ 超バニラ」の、濃厚なミルク感や、バニラ感はうってつけです。
しっかり食べ応えのある大容量のカップで、満足感があるのも、「明治 スーパーカップ 超バニラ」のいいところといえます。

そんな「明治 スーパーカップ 超バニラ」を、コーヒーでも飲みながら、ゆったりと食べるのは至福の時間です。
どの氷菓子を買おうか迷ったとき、もしくつろぐ時間があるのであれば、こちらの「明治 スーパーカップ 超バニラ」を手に取ってみてはいかがでしょうか?

シーン③暑くて仕方ないときに食べたい氷菓子

暑くて暑くて仕方ない、そんな夏の日には、やっぱり「赤城乳業 ガリガリ君ソーダ」は、外せません。
暑い夏の日には、爽快感のある氷菓子を、一気に頬張りたくなってしまいますよね?

そんなときに、「赤城乳業 ガリガリ君ソーダ」の、シンプルな爽やかさと、手軽な食べやすさが、ぴったりです。
すっきりしたソーダ味と、外側の食べ応えのあるアイスキャンディー、そして中のかき氷の組み合わせは、まさに黄金比。

また、「赤城乳業 ガリガリ君ソーダ」に一気にかぶり付いたときの、あの頭がキーンとする感じも、暑い日にはたまりません。
夏の風物詩ともいえる「赤城乳業 ガリガリ君ソーダ」で、暑い夏の日を乗り切ってくださいね。

■氷菓子の選び方。主要5社の看板氷菓子を比較!まとめ

この記事の内容をまとめます。


■氷菓子の種類
■氷菓子の比較【有名氷菓子5種】
■こんなときにはこの氷菓子


この記事では、主要5社の看板氷菓子の味わいを比較し、氷菓子の種類や、選び方についてもご紹介しました。
どれも良く知られている氷菓子ですが、実はよく知らなかったというものも、多かったのではないでしょうか?

氷菓子は、それぞれに特徴的な部分があって、品質にもそれぞれ違いがあります。
もしあなたが、今まで氷菓子を適当に選んでいたのであれば、今回の比較を参考にして、氷菓子を選んでみてください。

あなたのお気に入りの氷菓子を見つけて、この夏をちょっとだけ充実したものにしてみませんか?

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