褒める文化の作り方~現場の声を聞く

品質教育

どうも品質まにあ(@hinshitsumania)です。

今回は“褒める”をテーマに、実際に行った私の活動内容になります。

褒めることで、コミュニケーションが生まれ、良いことを真似したり、良くないことを注意できる環境が生まれます。

是非、褒めるコツを掴んでいただきたい。

やったことは“現場の声を聞く”。たったこれだけです。
※現場と言うのは、製造現場に限ったことではありません。医療の現場、教育の現場、家庭内など、身近にある日常に当てはめてみてくださいね。

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■私のミッション

私に与えられたミッションは“仕入先の品質向上”。
結果から申し上げますと、1年間で不良が半減しました。

不良率1.35%だったものが、0.59%になりました。

生産に関わっている方からすると、異常に高い不良率になっているかもしれませんが、
扱っているものが加工品で、不良品を再利用できるため、“流出させない”ことに重点をおいておりました。

ひんまに
ひんまに

この不良を減らせば、利益につながると考えての活動です。

 

■現場の実情

現場と言われているところには、規則やマニュアルが沢山ありますよね。規則通りにやって当たり前。なかなか褒められる機会はないのではないでしょうか。

実際多くの現場では、“品質向上”と掲げ、ルールを押し付けているだけです。

○○に問題があります。改善してください。

 

「お客様のおっしゃる通りに従います」と幹部は答えます。
そして、それをそのまま現場に押し付ける。

不満も増えるし、ミスも増えるでしょう。当然、不良につながります。
現場を分かっていない経営者というのは、あちこちであることではないでしょうか。

 

ひんまに
ひんまに

そこで私が取り組んだこと。

頑張っている現場の人達の想いに耳を傾ける。
どうしたら現場は良くなるか一緒に考えるということです。

■現場の声を聞く

専用のメモ紙を作成し、メンバーへ配布いたしました。
現場で起きていることをメモに書いて、提出してもらうというだけのこと。
メモは私なりに工夫をして、書く内容をチェックして、テンプレート式で書けるようにしています。

『気づき』をテーマに、
・嬉しかったこと
・発見!
・反省
・日常の気づき

メモが習慣化されるまでは、何でもよいから書いてもらうことを重視しました。

書いてもらったメモ一枚一枚に目を通し、コメントを付けて返します。
私の役目はこのメモを通じて、現場の声を聞くこと。
そしてコメントを通して、現場の人たちにもっと『品質』を知ってもらうこと。

ひんまに
ひんまに

現場の声を聞いて終わりではありません。
考えを共有し、課題があれば一緒に取り組む姿勢が大切ですね。

■とにかく褒めること

メモのコメントには気を遣います。
やみくもに褒めても、褒められた人には響きません。

そこで3つのポイントを意識しました。
・認める
・共感する
・一緒に喜ぶ

前向きになるように、モチベーションが上がるように、それぞれの個性を把握して、褒めました。

コメント付きのメモは掲示して、誰でも見れるようにしたことで、メンバー同士の会話が増えました。

ひんまに
ひんまに

あまり褒めることが得意ではない方の、参考にもなったようです。

■まとめ~地道に続けた結果

褒める効果は絶大です。

このメモ活動を通じて、私自身たくさんの新たな気づきにも出会いました。

経営理念に気づいたり、品質方針を理解する方が徐々に増えていき、ミスが減ったんです。
メンバー同士がコミュニケーションをとって、フォローしあい、自分たちで率先して改善点を見つけ、意見を出し合い対策します。

『褒めシャワー』が生まれました。
一人を囲み、”2分間”みんなで褒めまくるのです。
恥ずかしい気もしますが、とっても元気になりますよ。

このように褒めることが文化になったんです。文化になれば、そうなかなか崩れません。

ひんまに
ひんまに

現場の声を聞き、褒める。

怒鳴り、威圧し、言うことを聞かせたり、立場の優劣や権力による押しつけではなく、
褒めて動かす。

いかがでしょうか。
このやり方を活かせる”現場”は、身近なところにあるのではないでしょうか。
是非チャレンジしてみてくださいね。

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